十五夜とは?
2023/08/15
十五夜とは、旧暦の毎月15日の夜のことを指します。
中でも、旧暦の8月「中秋」は1年で最も月が美しく明るく見える日であるため、中秋の名月として月を眺める行事となっており、お月見とも呼ばれています。
〇お月見の風習とお供え物
お月見には、美しい月を眺めるだけでなく、収穫に感謝して、月に見立てたものや収穫物をお供えするという風習もあります。
〇ススキ
秋の七草の1つでもあるススキの鋭い切り口には、悪霊や災いなどから
収穫物を守り、翌年の豊作を願う意味などが込められています。
一般的にお月見団子の横に飾るため、3~5本が良いとされています。
〇お団子(月見団子)
月と同じ丸いものを食べると幸せになるという言い伝えから、
月に見立てたお団子をお供えすることで、収穫の感謝を表します。
15個のお団子を、三方(さんぼう)という台に白い紙を敷き、ピラミッド型に積んでお供えします。
〇農作物(里芋・栗)
お月見は、豊作を祝う行事でもあります。
秋の収穫物である里芋、栗、枝豆などをお供えし、収穫に感謝します。
〇うさぎ
お月見と言えば「月の中でうさぎが餅つきをしている」という話を思い浮かべる人も
多いかもしれません。うさぎが月の中でもちつきをしている理由として、
「食べ物に困らないように」、「神のために食べ物を用意するため」
という説がよく聞かれます。
月を眺めることはもちろん、お団子を食べたり部屋を飾ったりすることで、
お月見をもっと楽しめますよ!
ぜひご家族の皆さんや大切な方と素敵な十五夜をお過ごしください♪
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