花祭りとは・・・

別名「灌仏会」と言い、仏教の開祖・
お釈迦様のお誕生を祝う行事です。
寺院では法要が営まれ、
花御堂に安置された誕生仏に
甘茶をかけたり、
甘茶を飲んだりと、
とても和やかな雰囲気を楽しみます。

甘茶をかける理由は・・・

お釈迦様が生れた時、天から９頭の竜が現れて、甘水を降らせてお釈迦様の
産湯に使ったという伝説と、甘茶は神様の飲み物で、飲むと不老不死になれると
という理由など様々です。

甘茶とは・・・

ユキノシタ科アジサイ属のアマチャの葉を蒸して揉み、乾燥させて煎じたお茶で、ほんのりとした
甘味があり、漢方薬としても使われています。
甘茶にはメタノールエキスが多く含まれていて、花粉などのアレルギー疾患や、歯周病への
抗菌作用などの効果があります。

川西保育園でも毎年子ども達が色とりどりのお花に囲まれたお釈迦さまに甘茶を
かけてさしあげています。
その後、みんなで甘茶を飲み、無病息災をお祈りしています。