【職員コラム】大切にしたいこと
2026/09/04
先日、一人暮らしをしている大学生の長男が帰省してきました。
長男が思春期の頃は、家族との会話も少なく、
話しかけてもそっけない返事。
それまで当たり前のように一緒に過ごしていたのに、
少しずつ親から離れていくことに、寂しさを感じることもありました。

そんな長男も今では大学生。
自分から学校のことや友達のことをたくさん話すわけではありませんが、
大学で始めたラクロスの話になると、楽しそうに話してくれます。
去年、運転免許を取ってからは、帰省するたびに長男の運転する車に乗ります。
助手席に座っていると、子どもの頃の長男を思い出すことがあります。
小さかった頃は、手をつないで歩いたり、
抱っこをしたり、何をするにも私がそばにいました。
それが今では、長男が運転する車の助手席に座っている。
「大きくなったなぁ」と、嬉しいような、
少し寂しいような、不思議な気持ちになります。
そして今年20歳になり一緒にお酒を飲みました。
子どもと一緒にお酒を飲むことを
ずっと先のことだと思っていたのに、
気づけばそんな日が来ていました。
子どもが成長すると、親がしてあげられることは少しずつ減っていきます。
小さい頃は、ご飯を食べさせたり、
着替えを手伝ったり、
危ないことがないように見守ったり。
大きくなるにつれて、手をかけることよりも
少し離れたところから見守ることが増えていきます。
それは少し寂しいけれど、同時に、とても嬉しいことなのだと思います。
子育てをしていると、目の前の大変さに追われてしまうこともあります。
「早くして」「ちゃんとして」と言ってしまったり、
いつになったら楽になるんだろうと思ったり…
でも振り返ってみると、子どもとの時間は本当にあっという間です。
保育園で毎日子どもたちと過ごしていると、
今はまだ小さな手でぎゅっと握ってくれる子どもたちも
いつかは大きくなり、それぞれの世界へ
羽ばたいていくんだなと思います。
だからこそ、今しかない子どもたちとの時間を大切にしたい。
たくさん笑って、たくさん抱っこして、
「大好きだよ」という気持ちをたくさん伝えてあげたい。
いつか大人になった時、どんな道を歩んでいても、
「帰りたいな」と思った時に帰ってこられる場所。
そんな場所を、
子どもたちの心の中に残してあげられる親であり、
保育士でありたいと思います。
長男が帰省している今、
隣で笑いながら話をする時間を大切にしながら、
そんなことを改めて感じています。
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